総合周産期母子医療センター 新生児科

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診療科紹介

特徴・特色

 新生児病棟は、人工換気等による集中治療を行うNICU9床と、中等症児およびNICUから移行した児を対象とするGCU12床からなっています。

 早産・低出生体重児および合併症をもつ新生児を治療、養育します。なお、秋田県周産期医療の役割分担により、先天異常の胎児・新生児と新生児外科疾患および先天性心疾患合併の胎児・新生児については主に秋田大学医学部附属病院NICU、GCUが担当しています。

 周産期医療のネットワークと地域化による重症児の集中化で、母体搬送→院内出生→NICU入院という流れで、より望ましい形の周産期医療を実践しています。新生児搬送での入院も受け入れています。秋田県で出生した超低出生体重児の90−100%を扱っています。

 新生児救急に24時間体制で対応するために、5人の新生児専任医師で当直体制を組んでいます。看護師は、NICU3人とGCU2人で夜勤をしています。

 また、入院中だけでなく退院後も母子とその家族を支援するために、院内の各外来および地域と連携して、児の成長、発達のフォローをしています。

病床数

NICU(加算)ベット 9床
GCU(加算)ベット 12床
21床

主要設備

モニター
 セントラルモニターシステム  
 経皮血液ガス分圧モニター  

人工呼吸器
 SLE2000HFO
 Babylog VN500
 ハミングX
 ハミングビュー
 サーボN

補助呼吸器
 インファントフローSiPAP

一酸化窒素ガス管理システム「アイノベント/アイノフロー」

体温管理システム「ArcticSun2000」

カラードップラー超音波診断装置

広画角デジタル眼撮影装置(Ret Cam Ⅲ)

脳波モニタリング(aEEG)

新生児病棟入院患者数

  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
入院数(再入院含) 266 266 246 192 185
新生児搬送入院 23 13 19 10 11
極(超)低出生体重児数          
 <1,000g 11 7 8 14 11
 1,000≦<1,500g 15 14 14 11 14
(超)早産児週数          
 <28週 9 7 7 13 9
 28≦<37週 125 129 128 87 90
呼吸管理          
 陽圧換気(気管内挿管下) 44 36 36 33 31
死亡数          
 新生児死亡 0 1 1 2 3

 

NICU卒業生 親子の会「めんちょこの会」

 親子同士の交流や情報交換、なつかしいスタッフとの再会、育児や発達の相談などを目的に、NICU卒業生の会「めんちょこの会」を行っています。
 詳しくは、病院でのイベントをご覧下さい。

担当医の紹介

役職名等 氏名 資格等
新生児科部長 新井 浩和 日本専門医機構認定小児科専門医
日本小児科学会小児科専門医
日本小児科学会指導医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医・指導医・代表指導医
日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
臨床研修指導医
新生児科副部長 伊藤 智夫 日本専門医機構認定小児科専門医
日本小児科学会小児科専門医
日本小児科学会指導医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
新生児科副部長 伊藤 誠人 日本専門医機構認定小児科専門医
日本小児科学会小児科専門医
日本小児科学会指導医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
医学博士
新生児科副部長 太田 翔三 日本専門医機構認定小児科専門医
日本小児科学会小児科専門医
日本小児科学会認定小児科指導医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)インストラクター
臨床研修指導医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
新生児科副部長 高橋 貴一 日本小児科学会小児科専門医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医
臨床研修指導医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

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