施設基準に関する掲示事項
基本診療料に関する事項
医療情報取得加算
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しています。
当院を受診する患者さんに対して受診歴、お薬情報、特定健診情報そのほか必要な情報を取得・活用して診療を行うことで、質の高い医療サービスの提供に努めています。
初診料 注16 医療DX推進体制整備加算
当院では医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう、以下の体制を有しています。
(1)医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を行っています。
(2)マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
今後、当院では以下の体制を整備予定です。
(3)電子処方箋の発行および電子カルテ情報共有サービスにより取得される診療情報等を活用する体制の整備
入院基本料に関する事項
当院では、入院患者7人に対して1人以上の看護職員がいます。
また、当院は入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」です。
厚生労働大臣が指定する病院の病棟並びに厚生労働大臣が定める病院、基礎係数、暫定調整係数、機能評価係数Ⅰおよび機能評価係数Ⅱ(平成24年厚生労働省告示第165号)別表第一から別表第三までの病院の欄に掲げる病院です。
DPC医療機関別係数(令和6年7月1日~) 1.5964
【内訳】
基礎係数 | 1.0451 | 救急補正係数 | 0.0257 |
---|---|---|---|
機能係数Ⅰ | 0.4214 | 機能係数Ⅱ | 0.1042 |
当院の看護職員の配置は以下のとおりです。
【3交代制病棟の看護師の配置】
病棟名 | 1日に勤務している 看護職員の人数 |
看護職員1人当たりの受け持ち患者数 | ||
---|---|---|---|---|
日勤 (8:30~16:30) |
準夜 (16:30~0:30) |
深夜 (0:30~8:30) |
||
産科 病棟 |
19人 | 2人 | 7人 | 7人 |
4A 病棟 |
22人 | 3人 | 14人 | 14人 |
4B 病棟 |
20人 | 3人 | 13人 | 13人 |
5B 病棟 |
18人 | 4人 | 13人 | 13人 |
6A 病棟 |
19人 | 4人 | 14人 | 15人 |
6B 病棟 |
21人 | 3人 | 13人 | 13人 |
7B 病棟 |
16人 | 3人 | 10人 | 11人 |
【2交代制病棟の看護師の配置】
病棟名 | 1日に勤務している 看護職員の人数 |
看護職員1人当たりの受け持ち患者数 | ||
---|---|---|---|---|
9:00~16:30 | 16:30~翌9:00 | |||
5A病棟 | 17人 | 3人 | 10人 |
病棟を担当する医師・看護師・薬剤師については、各病棟のスタッフステーションに掲示しています。
医療安全相談について(医療安全対策加算1にかかる掲示事項)
当院では、医療安全対策として、医療安全管理者による相談を承っております。
ご希望の方は、総合案内までお申し出ください。
医療安全対策加算1 医療安全対策地域連携加算
連携医療機関:中通総合病院、御野場病院
院内感染対策に関する取り組み事項(感染対策向上加算1にかかる掲示事項)
病院内における患者さん・来院者の皆様、職員、その他の人たちを守るため、院内感染の低減に向けて活動しています。
-
院内感染対策に関する基本的考え方
当院における院内感染の予防・再発防止対策および集団事例発生時等の適切な対応を踏まえた院内感染対策体制を確立し、適切かつ安全で質の高い医療サービスの提供を図ります。 - 組織および体制
当院における院内感染対策の中心的な役割を担い、院内感染防止の推進を図るため、本指針に基づき以下の組織等を設置します。
(1)感染対策室
(2)院内感染対策委員会
(3)院内感染対策チーム(ICT)
(4)抗菌薬適正使用支援チーム(ACT) -
院内感染対策に関する職員研修
(1)院内感染対策チームおよび抗菌薬適正使用支援チームは、全職員を対象に年2回以上または必要に応じて講習会を開催します。この講習会では院内感染対策に関する教育を行います。
(2)院内感染対策チームおよび抗菌薬適正使用支援チームは、院内感染に関する事項について、随時会報等で院内周知を行います。 -
院内感染対策に関する活動
(1)院内ラウンド
(2)抗菌薬適正使用の推進
(3)職員への感染防止対策教育・研修会の開催
(4)院内感染防止に係るマニュアルの作成・改訂
(5)感染症サーベイランス…感染症発生状況の調査・集計
(6)院内感染発生時の対応 -
当院の院内感染対策指針の閲覧に関する基本指針
患者さんおよびその家族から閲覧を求められた場合は応じます。 -
他医療機関との連携
当院では他医療機関と連携し、院内感染対策および抗菌薬適正使用に努めています。
感染対策向上加算1
連携医療機関:御野場病院
後発医薬品使用体制加算・バイオ後続品使用体制加算
厚生労働省の後発医薬品およびバイオ後続品の使用促進の方針に従い、患者さんの経済的な負担軽減や医療保険財政の改善を図るため、当院ではバイオ後続品の使用に積極的に取り組んでいます。
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後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造・販売される、新薬と同じ有効成分を同一量含み、同じの効能・効果を持つお薬のことです。
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バイオ後続品(バイオシミラー)とは、国内ですでに承認・販売されているバイオ医薬品(先行バイオ医薬品)の特許期間が終了した後にほかの製薬会社から販売されるお薬で、先行バイオ医薬品と同等の品質・有効性・安全性を示すお薬です。
栄養サポートチーム加算
当院では、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・言語聴覚士・臨床検査技師・管理栄養士などで構成する栄養サポートチーム(NST)が患者さんの栄養状態を把握し、適切な栄養管理により、栄養状態の改善・低下防止を図ることを目的として、活動しております。
栄養面についてお困りの際は、病棟の看護師にお申し出ください。
緩和ケア診療加算・外来緩和ケア管理料
がんの診療を受けておられる患者さんやご家族の痛みをはじめとするつらい症状を和らげたり、こころのケアを行ったり、さまざまな症状の緩和を目標に活動する専門のチームとして、緩和ケアチームが活動しています。
相談を希望される方は、緩和ケア専従看護師またはがん相談支援センターへお申し出ください。
ハイリスク分娩管理加算・ハイリスク妊産婦共同管理料
当院は、ハイリスク分娩管理加算およびハイリスク妊産婦共同管理料の施設基準に適合している旨の届出を東北厚生局長に行っております。平成20年厚生労働省告示第62号および63号に基づき、以下のとおり掲示します。
令和6年1月~12月の分娩実施件数:552件
配置医師数(産科医師):3人
配置助産師:39人
ハイリスク妊産婦共同管理(Ⅰ)連携保険医療機関:秋田大学医学部附属病院
(令和7年1月現在)
入院食事療養費(Ⅰ)
管理栄養士または栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。
また当院では、一般食(常菜食A、常菜食B、ハーフ食、授乳婦食、妊婦食)の給食の方を対象として、毎週火・水曜日の昼食、夕食のお料理を選択できるサービスを提供しています。
なお、食事療養につきましては基準負担額として490円をご負担いただきます。所得区分によって負担額が異なりますので、下表もあわせてご確認ください。
【入院時1食あたりの負担額】
所得区分 | 金額 | ||
---|---|---|---|
① | 一般の方 | 490円 | |
② | 住民税非課税の世帯に属する方 (③を除く) |
過去12か月の入院が90日以内 | 230円 |
過去12か月の入院が90日以上 | 180円 | ||
③ | ②のうち、所得が一定基準に満たない方 など |
110円 |
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指定難病、小児慢性特定疾病の患者の方は280円になります。
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②、③に該当する方は、加入されている医療保険の保険者が発行する限度額認定証を被保険者証等に添えて医療機関の窓口に提示してください。
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事前に保険証利用登録をしたマイナンバーカード等を提示し、オンライン資格確認によって限度額適用区分を確認できる場合は、限度額認定証がなくても減額されます。
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詳しくは、現在加入されている医療保険の保険者(健康保険組合、全国保険協会、市町村(国民健康保険、後期高齢者医療制度)、国民健康保険組合、共済組合)までお問い合わせください。
特掲診療料に関する掲示事項
外来腫瘍化学療法診療料1・2
当院では、外来腫瘍化学療法診療料1および2の届出を行っており、次の要件を満たしています。
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専任の医師、看護師または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、化学療法を実施した患者さんからの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制が整備されています。
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急変時等の緊急時に患者さんが入院できる体制が確保されています。
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当院で実施される化学療法のレジメン(治療内容)の安全で機能的な実施を推進するため、化学療法にかかわる医師・看護師・薬剤師およびその他の職種で構成されたがん化学療法評価委員会を毎月開催しています。
委員会では、実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し承認することや、化学療法の安全性の確保に関すること等について調査審議を行っています。
一般名処方加算
当院では「一般名処方」を推進しています。
「一般名処方」とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。
これにより、同一成分の薬剤が複数ある場合は先発医薬品と後発医医薬品(ジェネリック医薬品)を患者さんご自身で選ぶことができます。当院では、一般名処方の趣旨について十分に説明いたします。
院内トリアージ実施料
当院ではトリアージ(患者さんの重症度に応じて診療の優先順位を決定すること)を実施しています。
患者さんの症状の緊急度に応じて、より重症の患者さんを優先することがあるため、診察の順番が入れ替わることがあります。
また、救急車やドクターヘリの対応も行っているため、初診・再診問わず待ち時間がかかる場合があります。
すみやかに診療を進めていくよう努力しておりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ニコチン依存症管理料
当院ではニコチン依存症の治療を保険適用で実施しています。保険が適用になる方は次のとおりです。
(1)ニコチン依存症にかかるスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断された方
(2)35歳以上の方については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
(3)ただちに禁煙することを希望し、「禁煙治療のための標準手順書」(12週間にわたり計5回の禁煙治療を行うプログラム)について説明を受け、当該プログラムへの参加について文書により同意している方
(4)1年以上、ニコチン依存症の保険診療を受けていない方
※上記条件にあてはまらない方はすべて自費診療となります。
コンタクトレンズ検査料
当院における、コンタクトレンズ装用時の検査等の費用(自己負担分)は、こちらをご確認ください。
下肢末梢動脈疾患指導管理加算
当院では、慢性維持透析治療の患者さんに対して、下肢の血流障害を評価し、下記の院内専門診療科と連携して治療を行っております。
ア 循環器内科
イ 心臓血管外科
ウ 整形外科、皮膚科、形成外科
その他
臨床研修指定病院について
当院は、明日の医療を担う若手医師を育てる「臨床研修指定病院」です。
医師の資格を有する研修医が指導医師の下、患者さんの診療に携わっています。
皆様のご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
当院における入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制について
当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、入院診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制の基準を満たしております。
選定療養費について
(1)初診時
初診時に紹介状をお持ちでない方は、初診料に加えて7,700円(税込)をご負担いただきます。
(2)再診時
医師が他医療機関への転医を勧めた際に、引き続き当院で治療を希望される方は、診療の都度、再診料に加えて科別に3,300円(税込)をご負担いただきます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
(3)入院期間が180日を超える場合の費用の徴収について
同じ症状による通算のご入院が 180 日を超えますと、患者さんの状態によっては健康保険からの入院基本料15%が病院に支払われません。180日を超えた日からの入院基本料は選定療養対象となり、当院における使用料の細目料金に定められている金額(1日につき 2,783円)は選定療養として患者さんのご負担となります。
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。
その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にその旨をお申し出ください。
保険外でお支払いいただく料金(療養の給付と直接関係ないサービス料金)について
こちらから一覧表をご確認いただけます。(令和6年12月1日更新)
室料差額について
当院では、病状により医師が指示した場合や一般病床が満床の場合等は室料差額を徴収しておりません。
病室と設備の詳細についてはこちらのページでご確認ください。
医薬品の供給不足への対応について
医薬品供給不足の場合には、薬剤を変更する可能性があります。薬剤を変更する場合には十分に説明をいたしますので、ご不明な点は担当医師または薬剤師にご相談ください。
医科点数表第10部手術通則4、5および6に適合した手術件数(833件)
( 令和6年1月~12月実績 )
- 頭蓋内腫瘤摘出術等(18件)
- 黄斑下手術等(0件)
- 鼓室形成手術等(0件)
- 肺悪性腫瘍手術等(91件)
- 経皮的カテーテル心筋焼灼術(0件)
- 靱帯断裂形成手術等(0件)
- 水頭症手術等(24件)
- 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等(1件)
- 尿道形成手術等(8件)
- 角膜移植術(0件)
- 肝切除術等(14件)
- 子宮附属器悪性腫瘍手術等(7件)
- 上顎骨形成術等(3件)
- 上顎骨悪性腫瘍手術等(0件)
- バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉)(0件)
- 母指化手術等(0件)
- 内反足手術等(0件)
- 食道切除再建術等(0件)
- 同種死体腎移植術等(0件)
- 区分4に分類される手術の件数(393件)
- 人工関節置換術(128件)
- 乳児外科施設基準対象手術(0件)
- ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術(35件)
- 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び体外循環を要する手術(0件)
- 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント留置術(111件)
- 大腿骨近位部骨折後48時間以内の手術件数(78件)