がん患者コミュニティサロン開催報告(R6.1.9)

病院から 2024年01月18日

 令和6年初めてのサロンを開催しました。がんサバイバー4名、職員2名が参加しました。前回のサロンで、“医師への質問の仕方”が話題になっていましたが、その中で紹介された”質問したいことをメモし診察前に看護師に伝えておく“方法を試された参加者は、聞きたい情報を得ることができたと教えてくれました。また、がん治療中に食欲低下が生じ、「こんなもんかな」と医療者に相談せずに過ごしてしていた参加者は、前回のサロンで医師に相談してみるよう提案を受けて相談されたそうです。その結果、原因検索の検査を行い、症状軽減のための薬を内服したり、治療方法を検討し薬の投与量を減量したりして、治療を継続しながら美味しく食べられるようになったそうです。他の参加者からは、医師に症状を伝える際には、「食べている」だけでなく「果物を食べている」など具体的に話すと状況が伝わりやすいのではないかとの意見がありました。
 また、がん治療後、就職し忙しく頑張っているという嬉しい報告もありました。