「赤十字キッズタウン2019」を開催しました!

病院から 2019年06月03日

 5月26日(日)、日本赤十字秋田看護大学・同短期大学にて「赤十字キッズタウン2019」を開催しました。「赤十字キッズタウン」は赤十字運動月間のイベントのひとつとして2012年より行っており、今年で8回目の開催となりました。このイベントは、子どもたちが赤十字職員になりきって働き、学び、楽しめる「お仕事体験」がメインのイベントです。

 当日は、各施設のお仕事体験のほかに、炊き出しや災害時に役立つ豆知識を学べるコーナーなども展開され、当院は今年も看護大・短大と一緒にブースを運営しました。

 大学生が先生役を演じるコーナーでからだの仕組みを学ぶ子どもたちの姿は真剣そのもの。続く病室を模したコーナーでは当院の医療スタッフとともに、患者役の心音のほかに、自分の心音を聞いてみる体験も。看護師さんと一緒に行う傷の処置体験も手際よく、看護師さんたちからは上手!との声が聞かれました。ラムネ菓子を薬に見立てた調剤体験では薬の瓶からラムネ菓子を取るのに苦戦しつつも、処方箋にそって一生懸命お薬を準備していました。最後は短大生と一緒に車椅子を押したり、実際に自分が車椅子に乗って移動してみたりする体験を行いました。

 今回参加してくれた子どもたちの中には将来、お医者さんや看護師さん、薬剤師さんになりたい!という子もたくさんいました。本物の医療スタッフと一緒に活動したこのイベントが子どもたちにとって貴重な経験になってくれたら、と思います。
 また、こういったイベントを通して、赤十字の活動をより身近に、親しみを感じてもらえたら嬉しいです。