がん患者コミュニティサロン開催報告(R7.9.9)

病院から 2025年09月19日

 がんサバイバー4名と、院内職員3人が参加しました。

 薬剤師より、がん治療と吐き気・がん治療に伴う便秘について講義がありました。吐き気止めも便秘薬もいくつかの種類があり、「あなたに合う薬がきっとある!」と教えてもらいました。困ったときには薬剤師に相談できることがわかり心強く思いました。

 講義後のフリートークでは、治療の選択が求められている方よりお話がありました。治療に伴う痛み、治療によって生活にどのような影響があるか、これまでと同じ生活ができるだろうかなどの疑問を持たれておりました。医師より説明を受けても、覚えていない内容もあるようでした。参加された方々も、ショックで説明を覚えていないことがあったり、その場では質問が思い浮かばないけれども帰宅後に次々質問が浮かんできたりと、同じような体験をされていることがわかりました。また、限られた診察時間の中でいくつも質問してよいだろうかとの心配がありました。質問事項をメモしておく、診察前に看護師に質問事項を渡しておくなどの工夫について提案がありました。また、「治療が生活にどのように影響するか」や、「生活の工夫」については、医師だけでなく看護師の協力を得ることもできることがわかりました。必要な情報を得て、自分に合った治療が受けられように願っております。