事務部
はじめに
病院の「事務部」は、様々な課から成り立っています。
最初に思い浮かべるのが診療費の請求を行う医事課と思われます。それ以外にも、病院運営に関する総務課・企画調査課、財務会計を担当する会計課、病院職員の採用・労務管理に関わる人事課、物品の調達・施設管理等を担当する管財課、業務量等負担が大きくなっている医師の事務作業等支援を行う診療支援事務課、人間ドック・健診等を担当する健診事務課、そして、医療情報システムや診療情報管理等を行う医療情報管理課があります。
事務職員は、上記各課の業務を担いつつ、加えて、赤十字病院の使命である災害救護に取り組むため、救護班の班員として、また、DMATの一員として派遣されることもあります。昨今、地震に限らず、異常気象による自然災害の発生が増えてきております。災害救護に備えていくことも事務職員としての重要な業務となっております。
医療を取り巻く状況は、年々厳しさを増しております。地域医療を支え、高度で安全・安心な医療を提供しつづけていくためには、病院経営の健全化を図ることも重要な課題となっております。この課題に取り組むために、国の制度など様々な情報収集を行い、病院として取り組むべき方針・対策等の企画・立案を行うことも事務職員としての重要な役割となります。今後も病院を支えられる事務部・事務職員であることを目指してまいります。
事務部紹介
業務は基本的に課ごとに行っていますが、課を超えて情報を共有し、課と課が連携して取り組まなければならない場面も多くあります。そのため普段から横断的な会議の場を設けるようにしています。また、人材育成のため、入職後も様々な研修を行っております。
事務部内会議
- 課長会議:毎週開催
- 係長会議:毎月開催
- 課長・係長合同会議:3ヶ月に1回程度開催
改善等目標発表会
事務部における業務改善等を目的として、各課の業務改善目標発表会および報告会を毎年実施しています。各課における業務の問題等について討議が行われています。
研修制度
- 新人研修 入社時全体研修 フォロー研修
- 研修支援 研修会・講習会等への参加支援
- 資格取得支援 専門分野における資格取得のための補助支援制度有
各課紹介
(令和6年7月1日現在)
事務部は正職員・嘱託職員が約120名、その他に委託、派遣職員からなる組織で、下図のとおり9課の業務分担で業務遂行をしております。
課名 | 業務 | 職員数 |
---|---|---|
総務課 | 庶務全般 文書管理・倫理・個人情報管理 医療安全・院内感染対策 放射線管理・廃棄物事務 保安警備・患者転院搬送 |
12 |
人事課 | 人事・給与・労務管理 社会保険・福利厚生 健康管理・安全衛生 研修・出張管理 院内保育所管理 医師臨床研修事務・医局事務 |
10 |
企画調査課 |
経営分析 将来構想・事業計画策定 |
5 |
会計課 | 会計事務全般 予算・決算 |
3 |
管財課 |
不動産(土地・建物)管理 |
17 |
医事課 | 入退院手続き 医事統計 患者受付 診療報酬算定・請求 |
21 |
医療情報管理課 | 診療録等管理 医療情報システム管理 IT資産管理 院内がん登録 診療統計 |
14 |
診療支援事務課 | 医師事務作業補助 文書作成の補助 診療記録代行入力 |
34 |
健診事務課 | 人間ドック・健康診断事務 予防接種事務 |
9 |
資格紹介
事務部には様々な資格を有している職員がおります。
資格取得状況
病院経営管理士、医療経営士、国際診療情報管理士、診療情報管理士、院内がん登録実務認定資格、医療情報技師、ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、電気主任技術者、危険物(第四類)取扱者、行政書士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、特別管理産業廃棄物管理責任者、日本DMAT隊員、赤十字救急法指導員、赤十字水上安全法指導員、赤十字幼児安全法指導員、赤十字雪上安全法指導員、防災士 など
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- 医師名簿
- 手足の痙縮外来(ボツリヌス療法外来)
- 妊娠と薬外来
- 予防接種センター
- 遺伝診療センター
- 部門の紹介 9