専門医療チーム
栄養管理チーム(摂食嚥下サポートチーム)
当院の栄養管理チームは2005年6月1日より、適切な栄養管理を指導し、栄養療法に伴う合併症を予防しながら、治療効果を高め、効率的な医療を行なうことを目的に設置されました。
2024年5月1日よりチーム内に摂食嚥下サポートチームを配置し、摂食嚥下に関わる活動を開始しました。
業務内容
- 栄養不良患者、誤嚥リスク患者の抽出
- 栄養評価・摂食嚥下機能の判定と栄養療法及び摂食嚥下技術の指導
- 栄養管理・摂食嚥下に関する情報の提供
- 各科からの栄養管理・摂食嚥下のコンサルテーションを受ける
- 栄養管理・摂食嚥下に関する職員の知識の修得、啓蒙に努める など
メンバー
医師7名、看護師4名、薬剤師3名、管理栄養士6名、臨床検査技師2名、理学療法士1名、言語聴覚士1名、事務職員1名の計25名で構成されています。
活動内容
毎週木・金曜日カンファレンス及び回診を行い、対象症例の診療サポートを行っています。
院内外を対象とした勉強会の実施、各種学会・研究会等への参加や発表などで見識の向上や院内への啓蒙活動を行なっています。
NST稼動施設認定
- 日本病態栄養学会認定
勉強会
勉強会のお知らせは以下のページをご覧ください。
緩和ケアチーム
がんの診療を受けておられる患者さんやご家族の痛みをはじめとするつらい症状を和らげたり、こころのケアを行ったり、さまざまな症状の緩和を目標に活動する専門のチームです。
緩和ケア内科 のページへ
褥瘡対策チーム
創傷治療理論が近年目覚しく発展したことで、褥瘡(床ずれ)の治療も格段の進歩を遂げてきました。従来の経験と勘に頼った時代から、科学的根拠に基づいた治療の時代へと移行しております。
私たちは適切な創傷管理や体圧分散寝具の有効利用を院内職員に啓発することで、褥瘡予防や早期治療に努めております。
特徴
形成外科医、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)、特定行為研修を修了した専任看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師をメンバーとする褥瘡対策チームを形成しております。カンファレンスと入院中の患者さんの回診を行い、治療方針の決定を行います。
1ヶ月に1回、病棟と外来の褥瘡担当看護師が小委員会を開催し、現状報告をするとともに勉強会を行っています。小委員会で挙げられた問題点は3ヶ月に1回、褥瘡対策チームで開かれる大委員会にて集約し、今後の対策について話し合います。また、院内褥瘡講演会を開催し職員の教育および啓蒙を行っています。
呼吸ケアチーム(RST)
呼吸ケアチーム(RST)は
①人工呼吸器装着患者の合併症予防・早期離脱・安全管理
②合併症に対する呼吸管理の強化
③呼吸器疾患によって生じた障害の機能回復や維持の支援
などを目的とし、呼吸に関する医療の質の向上を目的として活動を行っています。
メンバー
- 医師3名
- 看護師4名(専門看護師、認定看護師、3学会合同呼吸療法認定士)
- 臨床工学技士4名(3学会合同呼吸療法認定士)
- 理学療法士2名(集中治療医学会認定理学療法士、認定理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士)
- 作業療法士1名(3学会合同呼吸療法認定士)
- 事務職員1名
の計15名で構成されており、それぞれの専門性を活かして活動しています。
業務内容
- 人工呼吸器装着患者のチームラウンド
- 院内勉強会の運営(全職員向け、研修医向け)
- 人工呼吸器管理に対する院内マニュアルの作成
- 定例会議
- News Letterの発行
- 学会発表
チームラウンドの対象
当院では呼吸ケアチーム加算基準に関わらず、担当医師や看護師などと協力して人工呼吸器装着患者を継続的にサポートしています。
チームラウンドの特徴
チームラウンドでは担当看護師などを交えてそれぞれの職種が多面的に患者を評価します。
患者の状態だけでなく、その後の治療やケアについても一緒に考えます。さらに、患者に関わる全メディカルスタッフが円滑に意見交換できるようつなぐ役割も担います。
- 診療科の紹介 34
- 医師名簿
- 手足の痙縮外来(ボツリヌス療法外来)
- 妊娠と薬外来
- 予防接種センター
- 遺伝診療センター
- 部門の紹介 9