初期臨床研修を終えるにあたって

 初期臨床研修が始まってあっという間に2年が経ちました。私は長野県出身ですが、縁あって秋田県に残ることとなり秋田赤十字病院で初期臨床研修をさせていただくこととなりました。初めのうちは右も左も分からず、色々な方々に迷惑をかけましたが、それでも熱心に指導してくださる各科の先生方やコメディカルの方々に支えられ無事臨床研修を終えることができました。本当にありがとうございました。

 また、研修だけでなく課外活動でも貴重な経験をさせていただきました。私は小学校3年生からずっと野球をやってきました。大学を卒業し野球をすることはもうないと思っていましたが秋田赤十字病院には野球部があると知り入部させていただきました。野球部には医師はほとんど所属しておらず、大多数は事務やコメディカルの方々でした。1年に1度、赤十字病院球技大会なるものがありそれにも参加させていただきました。1年目は初戦敗退でしたが、2年目は優勝することができ、全国大会に出場することができました。優勝できたことはもちろんですが、働くだけでは関わることがなかったであろう方々と、野球を通して知り合うことができ、非常に充実した日々を過ごすことができました。

 医師としてだけではなく、社会人として成長できた2年間でした。ここ秋田赤十字病院で学んだことを忘れず日々精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。

(坂口 太一 記)

 

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