秋田赤十字病院で初期臨床研修を行いませんか。

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臨床研修センター長 中畑潤一

 ようこそ秋田赤十字病院臨床研修HPへ。
 コロナ禍で病院見学などにも影響が大きかったのですが、ようやく、通常に近い活動もできるようになってきていると思いますが、当院の初期研修の特色について紹介いたします。

 まず一つは、初期研修終了に必要な症例の経験、手技の習得などがスムーズにできることです。ER型救命救急センターであるため、一次救急から三次救急まで、しかも疾患に偏りなく様々な疾患をまんべんなく経験できます。さらに週1回の各科専門医によるレクチャー(主として初期対応や手技について)や研修医主導で運営されている救急検討会も毎週行っています。

 もう一つの特色は、初期研修修了に必要な指導のみならず、その先の専門研修(専攻医)を見据えた指導をしていることです。各科のローテーションや救急当直において基本的な知識、初期対応などを習得できるのはもちろんですが、各科の専門医から専門的な知識や学術的な視点も加えての指導が受けられます。
 臨床に即した経験や指導を受けられる一方で学術的な指導にも力を入れており、日常診療における検討会や抄読会の他、院内での研修医発表会、各種学会での発表、論文投稿などの指導も受けることができます。
 経験できる症例が豊富と聞くと、むしろ多忙な研修で大変なのではと不安な面もあるかと思いますが、心配はいりません。当直日数も含めた日常生活や研修での要望や悩みを受け入れ対応するため専任の職員や指導医によるサポート、「しゃべり場」と名付けた研修医の要望を聞くための定期的ミーティングなど、研修生活が過剰な負担にならないようにする体制もとっています。

 さあ、いよいよ初期研修の開始です。秋田赤十字病院では、皆さんの力を存分に発揮し、伸ばしていける環境を整えて待っています。ぜひ当院で研修し、さらにその次のステップに自信をもって踏み出せる力をつけていきましょう。