研修医時代の仲間は「一生の宝物」

新潟市民病院 脳神経外科 安藤 和弘 先生
(当院での研修期間 2010年4月~2012年3月)

 2010年4月より2年間、秋田赤十字病院で研修をさせていただきました安藤和弘と申します。研修修了後の3年目より脳神経外科の道に進み、日々修行に励んでいます。

 今振り返っても2年間の研修生活はとても有意義で充実したものでありました。医師として、また社会人として最初の2年間を過ごす環境、一緒に切磋琢磨する仲間はとても重要に思えます。日々の診療では指導医の先生から熱い指導を受け、可能な手技は任せていただける環境にあります。研修医の時に経験した診療行為や手技は3年目以降、専門の道へ進んだ今も大いに役立っています。秋田赤十字病院は、診療科を越えた指導体制が浸透しており、これは研修医にとってはとても大きなことと思えます。また、病院全体が研修医を大切にしてくれ、医師として社会人として成長を促し、見守り、喜んでくれる環境にもあります。そして、研修をより良いものにしようと研修医だけではなく研修に関わる全てのスタッフが一丸となって研修の事を考えてくれています。研修は年々、磨かれ良いものになっていくことは間違いないと思います。日々の疑問点や悩みは研修医室で先輩・同期・後輩と納得がいくまで、時には熱く、時には冗談を交えて笑い合いながら話し合っていました。ここで出た結論や方法論が今も自分の診療で生きています。ここで出会った仲間は今となっては別々の道に進んでいますが、一生の宝物と思っています。秋田赤十字病院での研修は医師としてはもちろん、社会人としても自分を成長させてくれます。

研修医時代の仲間は「一生の宝物」

2014年6月、研修医時代の同期、古谷伸春氏の結婚披露宴に、同期の仲間が全員、集合しました。筆者は後列右から2番目。