秋田赤十字病院での初期臨床研修のすすめ

　はじめまして。秋田大学脳神経外科の富樫俊太郎です。皆さんが初期臨床研修病院を選ぶ際、必ず各々の病院の特色を考慮されると思います。私が秋田赤十字病院を選んだ一番のポイントは、県内唯一の救命救急センターで一次救急から三次救急まで幅広く経験できることです。指導医・スタッフ・設備がすべて整っているため、あらゆる疾患・病態に対応できる力をつけることができ、初期研修終了時には相当な自信がつくはずです。また、最近ドクターヘリの運航が開始され、研修医もFlight Doctorの一員として第一線で活躍することができます。秋田県内でこのような経験ができる病院は他にどこにもありません。将来、各病院において一人で救急外来に立つことを考え、今のうちに経験を積むことをお勧めします。

　研修医時代を共に過ごした先輩方・同期・後輩たちとは、日々切磋琢磨し、また多くの刺激をもらいました。遅い時間まで研修センターに残っていると、先輩から多くのことを教えてもらい、同期と日々の楽しさや辛さを分かち合い、熱心な後輩とディスカッションを交わし、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。もちろん、皆で飲みに行き、羽目を外すことも多々あります。指導医の先生方も熱心な先生ばかりで、各科において確実に成長できると思います。救急以外にも、研修医として一人前になれる全てが揃っているのが秋田赤十字病院です。志を高く持ち、ぜひ初期臨床研修先に選んでみてください。