置戸赤十字病院での地域医療研修

置戸赤十字病院での地域医療研修1

 2014年6月、私は1か月間の地域研修として北海道置戸町の置戸赤十字病院を訪れました。病院の印象を一言で表すと「親密感」です。職種間の分け隔てが無く、病院一体となって診療にあたる光景は、まさに地域に根ざした医療を体現していました。また、置戸町にはむかし秋田県から移民した方々が開墾した秋田集落があり、そちらで健康講話を行う機会もいただきました。

 置戸町では6月に夏まつりが開催され、中でも最大のイベント「人間ばん馬大会」への参加は研修医の就業規則にも組み込まれています(?)。私も研修初日から丸太と格闘する日々を送り、大会の予選(7人引き・300kg)では見事グループ内1位を獲得することが出来ました。その他にも神輿を担ぎ、カラオケ大会で踊り狂い、思う存分置戸での生活を満喫することができました。

 当院は今年で開院100周年ですが、置戸町は来年、開町100周年を迎えるそうです。来年以降の研修医にも、秋田と置戸の橋渡しとしてぜひ置戸赤十字病院での研修を経験してほしいと思います。

(須藤佑太 記)

 

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