当院での後期臨床研修について

後期臨床研修医 桜庭 聡美 先生
(当院での研修期間 2015年10月~2017年9月)

 こんにちは、桜庭と申します。私が後期研修を決めたのは初期研修2年目の前半でした。1つ目の理由がこれからの当直や救急外来での対応に不安があったことです。まだまだ判断力も技能も足りなかったため、軽症から重症まで様々な疾患を診られる当院の救急で研修したいと思いました。2つ目は、当時進みたい科を迷っていたことです。
 研修を救急科から始め、日当直に上級医として入ることで、今まで甘えがあったこと、責任感が十分でなかったことに反省しました。また多数の患者さんが行き来する中、やっぱり小児が気になる、心配になる気持ちが大きいことに気づきました。後期研修中に産休を頂き、自分自身の入院や生まれた子の入院という経験、2人の息子とのかかわりあいの中で、私は小児科に進みたい!と強く思うようになりました。そして育休明けの現在、小児科で研修しています。よくみる感染症をはじめとした幅広い疾患を持つ子供たちが来るため、とても勉強になり、今後ほかの病院に行った時にも必要な経験ができます。
 小児科医としてまだまだ駆け出しです。この病院での研修が患者さんの笑顔につながるよう、毎日を大事にしていきたいと思います。

初期臨床研修を振り返って