平成25年度第１回CPC開催！

　9月19日（木）、今年度最初の臨床病理検討会（CPC）が多目的ホールで開催されました。榎本克彦先生が当院の病理部に赴任され、最初のCPCと言うことになります。折しも、秋田大学医学部５年次地域医療実習のさなか、学生さん達にも参加していただきました。今回の担当は１年目の金暢々子先生と、牧野有美子先生、指導医は消化器内科の石井透副部長でした。臨床所見から敗血症が疑われていた症例ですが、剖検で心筋梗塞が確認され、死因と推定されます。さらに消化管の壊死があり、病態から死因へと回路を繋げて行く過程で、活発な討論がなされました。医学生の張替君からも、大変鋭い御指摘と質問があり、会場がどよめきました。お陰様で、本来のCPCの目的に叶った、有意義な会になったと思います。

　下準備からプレゼン、討論に至るまで研修医主導は榎本先生のスタイルです。榎本先生、石井先生、ご指導、誠に有り難うございました。金先生、牧野先生は、研修の大変お忙しい合間をぬっての御準備そして発表、大変、ご苦労様でした。