2013年研修医旅行と日本赤十字社医学会総会に参加して

 10月17~18日に和歌山で日本赤十字社医学会総会が開催され、研修医旅行を兼ねて1・2年次の全研修医が参加しました。当初の出発予定日に台風26号がぶつかってしまったため、急遽出発を1日早めて大阪に一泊することに。降りしきる雨の中、たこ焼きを求めて夜の街へ繰り出しました。翌日には天気も回復し、大阪城・道頓堀・通天閣と大阪市内を観光した後に和歌山市へ。旅館は海辺のすぐ近くに建っており、水平線に沈む夕日を見ながら入る露天風呂は最高でした。…と一息ついたのも束の間、夜の宴会で毎年恒例(?)の一発芸タイムに突入です。先輩・同期の普段とは違う一面が垣間見え、伝統の乾杯芸にもバリエーションが加わりました。今後機会があれば長谷川先生が披露してくれるかもしれないので、楽しみにしておきましょう。

 さて、旅行を満喫した後はいよいよ本番、学会の始まりです。当院からの発表者は全員2年次の先生でした。毅然とした態度で発表し、フロアからの質問にも堂々と答える先輩方の姿はとても輝いて見えました。他病院の演題からも、内容はもちろん発表の形式やスライドの構成など学ぶ点がたくさんあり、とても刺激を受けました。立食形式の懇親会「医療人の集い」では、持ち前のフットワークを活かしてステーキや解体されたばかりのマグロの寿司を大量にテーブルに持ち帰り、秋田赤十字病院の文武両道ぶりを発揮しました。

 学会の1週間後、早速私にも症例発表の機会が与えられました。学会で見聞きした経験を活かし、自分なりには満足のいく発表になったと感じております。今の自分に先輩方のような発表が出来るとはまだまだ思えませんが、来年の医学会総会を視野に入れて更に勉強していきたいです。来年の開催地は熊本だそうなので、熊本ラーメンの下調べも余念なく…。

 

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