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創立記念日 7/1
”選ばれる”臨床研修病院
平成26年2月26日、NPO法人卒後臨床研修機能評価機構の定める認定施設更新の審査を受けました。機構から3名のサーベイヤーがお越しになり、1日かけて、関係書類の確認、合同面接調査、関係部署の訪問、研修医インタビューが行われました。今回訪問の対象部署は呼吸器内科、救急外来、そして4B病棟(循環器内科と呼吸器外科)でした。対応に当たった研修医の皆さんは、日頃の研修成果を遺憾なく発揮してくれました。最後に行われる研修医インタビューは、機能評価の鍵を握っています。施設や体制がどんなに立派でも、研修医からの評価が良くなければ研修病院としては失格です。帰り際、サーベイヤーさんが仰いました、「此処での満足度は極めて高いですね!」と。何よりも、その一言が嬉しかったです。
さて、審査は大項目8、中項目27、小項目88からなり、中項目は「適切」、「要検討」、「要改善」、小項目はa(適切)、b(中間)、c(不適切)と、それぞれ3段階に評価されます。中項目で「要改善」が20%以下ならば2年間の認定をいただけるのですが、“a”の数に応じて認定期間がさらに長くなります。3月末、評価結果が届きました。なんと、「認定(4年間)」と書かれていました。臨床研修に「これで良い」ということはありません。今後も、各方面からの御指摘に耳を傾け、至らぬ点に関しては改善を図り、“選ばれる”研修指定病院を目指して更に精進していこう、と覚悟を決めた次第です。
(平野秀人 記)