平成24年度 第5回研修医しゃべり場

 平成25年2月1日、多目的ホールで開催されました。地域研修で不在の松尾先生以外、研修医全員が出席しました。

 研修医からの質問その1。「救急搬送の受け入れや、施設や開業医から入院や診察の依頼が入った場合、受け入れや診察の是非を上級医に必ず伺いを立てなければなりませんか」。藤田救命救急センター長の回答、「自分で責任がとれるなら、自己判断でも構いませんが、実際、研修医が責任をとることはできないので、上級医に伺いを立てるのが一般的でしょう」。

 研修医からの質問その2。「来年、採用予定の研修医が4名と、少なくなりますが、救急外来当直は、どうなるのでしょうか」。平野研修センター長から回答。「原則の通り、月6回を上限としますので、研修医当直が1名の場合があるでしょう。ただ、たすき掛けの研修医が来ますので、その分を1年次研修医側に組み込むことは可能です。もし、7回以上の当直を希望する場合は、その自主性を尊重します」。規定回数以上当直した場合でも、当然、当直手当は出ます。来年度から、当直料がアップするらしい、との声もありました。

 研修医からの意見。「しゃべり場やレジデントフォーラムの日も、研修医当直があっても良いのではないでしょうか」。忙しい当直の手助けをしたい、という殊勝なご意見、有り難く思います。しかし、しゃべり場やレジデントフォーラムは、研修医にとって、大変重要な会であり、参加することは、義務というより権利であること、この権利を取得するために、医局会や研修管理委員会で、理解と承認を得た経緯についても説明しました。さらに、会の終了後は研修医同士の親睦を深める貴重な時間であることも再認識していただきたいと付け加え、研修医の理解を確認しました。

平成24年度 第5回研修医しゃべり場

 

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