小児外科

診療科紹介

特徴・特色

 令和2年4月に小児外科の診療科が新設され、4月10日から診療を開始しました。
 「小児外科」という診療科を初めて聞かれる方も多いと思いますが、簡単に言えば、子どもの内科的な病気を小児科の先生方が診るように、子どもの外科的な病気を診察するのが小児外科です。
 小児外科では生まれつきの病気や生まれた後にかかる病気に対して処置や手術を中心とした治療を行います。

主な対象疾患

 対象は基本的に15歳以下の子どもですが、15歳以上の患者さんでも、原疾患が小児外科疾患であれば診療の対象としています。
 主な対象疾患は鼠径ヘルニア(脱腸)、陰嚢水腫、臍ヘルニア(でべそ)、乳児痔瘻(肛門周囲膿瘍)、体表の良性腫瘍(腫瘤)や瘻孔、便秘などですが、けがや異物、虫垂炎、腸重積、腸閉塞などの救急疾患についても対応します。

※小児外科で治療する病気については日本小児外科学会ホームページ(http://www.jsps.or.jp/)をご覧ください。

診療内容

 小児外科専門医による外来診療および入院診療(手術)を行います。
 なお、新生児外科疾患、小児消化管、肝胆道の外科疾患、小児呼吸器外科疾患などについても秋田大学医学部附属病院小児外科と連携して診療を行う体制を整えています。

担当医の紹介

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