神経内科

診療体制と受診の仕方

 現在、常勤医は4名です。
 外来は月~金曜日 各2名(初診担当1名、再診担当1名)が担当しています。
 初診も再診もすべて完全予約制ですので、紹介状の有無にかかわらず、必ず電話か外来窓口で予約をお取りください。なるべく、かかりつけ医からの紹介状を持参してください。ただし、容態が急変した場合や緊急の処置をご希望の場合は救急外来を受診してください。

特色

 当院の神経内科は秋田県では最初の神経内科として昭和43年に開設され、昭和54年に県の政策医療として神経病センターが設立されて以降秋田県の神経難病医療を担って参りました。よって当院の外来は主に神経難病(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィー、多発性硬化症、視神経脊髄炎、重症筋無力症など)を対象としております。一方、脳卒中、けいれん、意識障害などの神経救急疾患にも対応しており、神経内科医の少ない秋田市外からも24時間体制で患者さんを受け入れております。特に超急性期の脳梗塞に対しては、発症4.5時間以内のt-PA静注による血栓溶解療法やカテーテルを使った血栓回収療法も脳外科医の協力を得て実施しております。神経病センターとして30床が稼働しています。

過去5年間の診療実績

  令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
外来 初診外来患者数 1,091 1,050 982 883 904
再診外来患者数 8,186 8,221 8,229 7,564 7,310
1日平均患者数 38.8 38.3 38.2 34.9 33.8
入院 新入院数 522 525 445 477 487
平均在院日数 20.6 20.6 21.3 19.9 21.1
剖検数 0 0 3 1 0
入院内訳 脳血管障害 229 212 198 198 228
神経変性疾患 65 64 64 65 46
免疫性中枢神経疾患 23 19 23 36 54
末梢神経疾患 33 30 21 26 6
筋疾患 11 13 14 10 1
神経感染症 18 29 16 13 28
てんかん・めまい 55 40 33 43 44
腫瘍 4 9 4 2 5
中毒性神経疾患 13 8 5 9 10
内科疾患に伴う神経障害 5 12 8 23 13
脊髄疾患・肺炎など 86        
脊髄疾患   4 8 7 9
肺炎・尿路感染など   93 88 71 68
t-PA治療件数 32 25 30 38 34
血栓回収療法 12 11 12 14 20

学術業績

担当医の紹介

役職名等 氏名 資格等
神経内科部長 原 賢寿 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医
神経内科副部長 石川 正典 日本内科学会認定総合内科専門医
日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
神経内科副部長 笠原 壮 臨床研修指導医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
神経内科副部長(兼)リハビリテーション科副部長 加藤 怜 日本内科学会認定内科医
臨床研修指導医
医師 鈴木 奈穂美 日本専門医機構認定内科専門医
日本内科学会認定内科専門医
がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了

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